個人事業主が節税するなら青色申告だ!
青色申告とは事業所得、不動産所得、山林所得を生ずべき業務を行う方が、
毎日の収入や経費などを帳簿につけ、その帳簿に基づいて
所得税の申告をする制度です。
この青色申告をする方には、税金の面でいろいろな特典があります。
(税務署発行のパンフレットより)
先ほども説明したように、日本の所得税は、納税者が自ら計算して
納めなければいけません。税務署の方からは通告してくれないので、
黙っていると「脱税」ということで法律違反を犯してしまいます。
正しい納税を行うためには、事業を行いながら収入金額や
必要経費などの金銭関係の状況を記しておかなければいけません。
この書類の事を「帳簿」と言い、帳簿を作成することを「記帳」と言います。
「家計簿」や「おこづかい帳」のようなものですが、それよりも水準の高い
「複式簿記」を提出することで、すべての金銭関係が明らかとなるため、
有利な取り扱いが受けられることになります。
青色申告と白色申告には、提出書類に大きく違いがあります。
簡単に言うと、青色申告は申請書類が多く、手続きに順序があって
面倒くさい代わりに、数々のメリットがあります。
白色申告ではそろえる書類が少なく簡単ですが、受けられる控除が少なく、
従って支払う税額が大きくなります。
「節税」ということを考えると、きちんと経理を行い面倒くさい
青色申告をする方が絶対的に得になります。